〒310−0902・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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・私が現在地に引っ越しをしてきたのは昭和47年の夏でした。あれから35年経ちまし
た。母が病死したこともあり、父親と共に気分転換もかねてのことで、何度か魚釣りで水
門付近に来たことはありましたが、知り合いもいませんでした。当時はとても静かな地域
で殆どが農地、所々に民家が数件づつ疎らに見える状態で道路も車がやっと通れる程度の
簡易舗装されたものでした。当時は国道123号線もまだ拡張される以前で狭くて歩道の
ない頃だったのでバスの乗り降りでは何度か怖い思いをしたことを覚えています。その後
、国道は拡張されましたが一歩裏道へ入ると依然として簡易舗装の狭い道で俗に言う「一
間道路」でした。ブロック塀や生け垣があるところは車と遭遇すると逃げ場がない状態。
私自身も通勤のため、車に乗り始めた時は対向車や通行人と出会わぬようにと願いながら
緊張して運転していました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・近年になってその道路も「市道の狭隘道路拡張工事」によって以前とは見違えるほどの
整備が進んでいますが、いろいろな野鳥の鳴き声に代わり「車の走行音」ばかりが聞こえ
るようになったのは、ちょっと寂しい気持ちです。住宅やマンション・アパートなどと共
に人口も増加してきています。学校やスーパーなど生活環境に必要なものすべてが揃った
地域でありながら大自然も至近距離で満喫できるのですから当然です。特に那珂川が近い
こともあってか犬と共に散歩をしている人は年々増えているように見えます。・・・・・
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