平成25年4月11日(木)午後7時00分より
                                         
 「水戸市台渡里官衙遺跡群保存管理計画」の策定に伴う説明会が台渡里公民館で開催さ
れました。関心の高さから地元の関係者を中心に70〜80人の参加者で開始時刻には、
ほぼ満員状態となりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 これまでの発掘調査の結果では、奈良・平安時代に造られた台渡里官衙遺跡群が、役所
跡と寺院跡が複合した広大な古代都市空間であることが判明し、我が国の古代遺跡の中で
も、屈指の重要遺跡であることが高く評価されているようです。この史跡の保存管理を確
実にし、適切な整備活用を図るため、史跡指定地の地区区分や土地利用の現況等を踏まえ
、地権者等の理解、協力のもとに、土地の公有化等を推進していくということでした。約
1時間30分の説明を聞き終えてからの意見交換では、現在住居として生活をしている部
分も多く含まれていることから、住民の不安も多く「いつまで生活を続けることが出来る
のか?」、「地域住民の繋がりが壊れてしまうのでは?」などの差し迫った不安、意見が
多く寄せられました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・